anticapの日記

とある氷河期世代の海外就職、国際結婚、政治観

愛なき世界

随分久々の更新になってしまいました。

育児&労働でなかなか厳しい状態ですが、なんとか2018年を健康に迎える事ができました。

 

2018年の初っぱななブログからサイケデリックな感じの話題になってしまいますが、僕が嫁の関係でなんちゃってカトリックなので、クリスマスという宗教イベントに参加して、改めて宗教とその背景の歴史について考えてみたのですが、星の数程ありそうな宗教は色々な点で共通点が多く、元々はひとつの宗教で政治的な利用と解釈の仕方でこれ程までに派生したのではと僕は考えています。

 

はっきり言ってカトリックも僕からみるとかなり個人によって都合よく解釈されていると感じますし、多くは精神的な安定を求め自分に優位な解釈をしがちな傾向があります。人類の多くは元来そういうものなので、僕は僕なりに自分の中で色々な宗教を噛み砕いて考えています。なので僕自身では無宗教に近いものがあります。

 

宗教について考えてた時、トランプのイスラエルエルサレム首都認定発言がありました。僕は世界的に非常に高いレベルにあるユダヤ人がなぜそこまでエルサレム、そして宗教に拘るのか疑問に感じていました。そして僕なりに彼らの歴史と思想について調べてみました。

 

僕は個人的にユダヤ人という人達になんの偏見ありません。というか昔ご近所に一人いたのと姉のホームステイ先がユダヤ人だった位で実際に深い付き合いをするチャンスはありませんでした。しっているのは彼らの宗教はユダヤ教で、長年強いたげられていたことと、それによって知識を財産としノーベル賞の割合は世界で最多、科学のみならす、現在の株式市場や貿易、紙幣も彼らの発明と言うこと。

 

はっきり言って凄い人達だな位な考えで、何でそんな人達がたかだか宗教なぞに縛られるのかと考えたわけです。すると色々な考えが僕の中で湧いてきました。ドイツ系ユダヤに多いシオニストは(ユダヤの中にもさらに色々な名称があるそうで、昔はそれにより階級もあったそうです)もしかしたらエルサレムには猿を人類に押し上げた英知があるのを知っているのではとか下らない事も考えました。

 

ここからは僕の勝手な解釈です。

紙幣を作り現状の主要な原理を作りだした彼らが、恐れているのは他宗教による弾圧。彼らはマイノリティであり、どんな賢くともまともにぶつかれば数による暴力にはかないません。だからこそ彼らは自分の宗教を知識の共有の手段とし、またコミュニティ形成の手段としても大事にしているのではと。そして同時にその迫害の歴史から他の人類が宗教によって統べられるのを恐れ、それらの信仰心、結束を弱いものにしようと考えるのでは…

 

つまりは胴元になることができた金融手段をつかって他宗教を骨ねきにすると言うこと…

 

そもそも紙幣というのは元々資産を奪われ続けてきた彼らの対抗策の一つで、無価値な紙に彼らの中だけで価値をつけたもので、他の人達にとっては単なる無価値な紙に過ぎないので奪われる心配もないというものでした。

 

つまり紙幣の開発者である彼らは紙幣が単なる紙と言うことを歴史において根本から理解していて本当に価値のあるものを理解しているということ。そしてその紙にいかにして価値をつけそれを上手く利用する事で、迫害から逃れるだけでなく、自分達に優位な体制に持ってくかということです。

 

紙に必要以上の力を持たせたかのように見せれば、多くは宗教<紙幣となっていき、彼らの神に変わってその紙幣にひれ伏すようになるはずです。頭でわかっていてもこの流れには中々逆らえないはずです。逆らえば様々なものを奪うのですからね。これで僕が前から言っているお金教信者の完成です。

 

ここで、一番厄介な連中は宗教<紙になってくれない連中ですね。具体的にはしきたりが厳しく信仰心の強いイスラム等です。だからイスラムと対立する要因の一つのかななんて考えてます。

 

最近流行りの仮想通貨なんかも紙幣にており、内容によっては彼らにとっては邪魔なものかもしれませんね。国の縛りを越えて通貨が産み出されてしまうのですから。もしかしたらこれも彼らの新たな戦略かもしれませんが…

 

結論として今回の件で何がいいたいかと言うと、別にユダヤ人を批判する訳ではなく本当に価値のあるものを理解して生きるということです。世間には色々なまやかしが増えすぎて本当に価値があるものを見いだすのが難しくなっているように感じます。

 

特に近年日本に住んでいてどんどん愛<紙幣となっているなと感じる事です。個人主義と言われる国は以外とコミュニティを大事にしてることが多いですが、未だに集団主義傾向の強い日本ではこれだと孤立しやすい状況を作りやすくしてしまっている気がします。手遅れになってしまいましたが、少子高齢化なども根本にはそういう背景があると僕は感じています。

 

自分にとって本当に価値のあるものは何なのかということを理解した上で、流されずに生きるのが正しい生き方なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

空気嫁文化 ~YESマンだらけの社会~

日本で長く暮らしているとあまり気にならないのですが、外国人である嫁と暮らしていると様々なシチュエーションでNOと言われる事が多く、日本的にここは空気を読んでYESと言うだろって場面でも、嫁は当たり前のようにNOという選択肢を選ぶため、いつもママ友とトラブルが起きないかヒヤヒヤしているのですが、ふと考えるとこれが世界的には普通なんじゃないかと思うようになってきました。

 

いままで生きてきた中で、周りの環境などを見ていくとある一定の年齢から、いつの間にか周りはYESマンばかりの環境に身を置いてしまっていて、僕自身NOと言うのをいつの間にか躊躇ってしまう人間になってしまっているんだなと感じています。

恐らくプライドをかけてNOと言えた人間は、どんな形であれ違う環境、立場にいるんだろうななんて考えています。

 

思い起こせば僕が学生だった頃、当時聞いてた60年代のロック等の影響からか、学校の方針などに対して反体制的な学生でした。反体制といっても暴力的な事はしないのですが、自分の考えとサラリーマン的な教師の考え方が合わず、権力を使って頭ごなしに押さえつけるようなやり方に対して何度も反抗的な意見をいって喧嘩してきました。

勿論それに対して教師は僕に様々なデメリットを課すので数字的な点数は取れていても内申点を削られるため平均くらいの成績におとされていました。今考えればそれは日本社会に生きる先輩として僕の思想に警告をくれていたのかも知れませんが、当時の僕は無知だったので日本の社会構造をよく知らず、反体制な俺カッケーみたいな感じでした。

 

さて今の僕ですが、自分で言うのもなんですが、彼らのようなYESマンになってしまったなと思います。高校生の僕が今の僕をみたらきっとぶん殴っているでしょう。

 

嫁のようにリスク覚悟でNOと言うより要領良くYESマンでいたほうが、楽に餌にありつけるため、日本社会に適応し空気を読むYESマンに成り下がったなと感じます。

 

言い訳をするならば、家族のため特に外国人である嫁のため、日本で暮らす間は立場上我慢しているのです。海外に行き、さらに移住まで計画しているのも日本の状況を考えてという事だけてなく、もしかしたら今の日本政府のやり方にNOという僕の最後の意地みたいなものがあるのでしょう。

 

考えてみると日本ってYESマンばっかりだよなと感じます。会社にしても政府にしても一定以上の組織となるとYESマンばかりになります。空気の読みあいばかりで根本的に有益なアイデアをだせる人間はほんの一握りだと思います。むしろ空気の読みあいに労力をつかってしまって新しいアイデアをだせる人間の弊害になってしまっている気がします。

 空気嫁過ぎて少子化なんて馬鹿馬鹿しいですしね。

 

あ、失礼。漢字間違えましたね…

 

 

ただ実はNO といってくれる人間こそ組織として重要な役目を果たすと僕は考えています。ただ、今の日本の環境でNOと責任を持って言うのは面倒事が多いため、そこに信念はなくともとりあえずYES といってしまうケースが多いんだろうなと僕は感じています。だって一時しのぎにせよマジョリティに合わせてYES っていうほうが圧倒的に楽だもの。マイノリティな立場でNO というには説得や批判に対抗するため、かなりの労力を消費します。日系企業なら飛び交う書類の山になるでしょうし、立場によっては失脚しかねません。

それくらい日本だと立場の低い人間がNOというのは難しいと思います。そしてそんなNO と言えない立場にいる階層の人間に対しての締め付けは目に余るものがあります。足元みてるなぁと常に感じますもの。

 

今の日本の状況はそんな過酷?な空気の読みあいを制した歴代のYESマン猛者達によってもたらされた必然的な状況なんだと思います。政党は実質一党独裁、そしてそんな政府は官僚、経団連の要望に基本YES というスタンス。

 

こういうYES マンだらけの社会なのは日本の教育に問題があるからだと思います。

 

僕が他の国で教育的な立場の仕事をしてて感じたのですが、その国の教育は単純な詰め込み教育をするのではなく、テーマに沿って意見や論理を考えさせディベートするといったやり方でした。

 

このディベートに慣れている状況こそがNO と言える環境を作っているのではないかと考えています。突き詰めていけばこれが先進国で二大政党が根づいた理由じゃないかなと思います。

 

今の日本の国民にに日本政府は信用おけるか?年金制度、労働環境に対して不満はないか?議員の定数、給与など政府の収支バランスは適正か?世代間格差は正常だといえるか?今の日本政府の構造は正しいか?労働環境は適正か?などを質問した時、本心でYES と言える人はどれくらいいるのでしょうか

 

途上国レベルにやりたい放題になってしまった権力層とその取り巻きのYESマン達に、国民はそろそろプライドをかけてハッキリとNOと言わなきゃいけない時代になったのだと思います。

 

 

さて今日こそは僕も嫁にハッキリとNOという態度をしめすぞ!

 

多分…

官僚主義大国 ~日本再生計画~

暑さにやられっぱなしのどうも僕です。

日本から遠く離れたある国では反政府組織が政府と和解し武器を引き渡し、なんと1つの政党になったそうで、かなり驚いておりますがその国の貧困層の現状などを考えると民主主義ってこういう一面もあるんだななんて考えていました。

 

さて世間は世襲のボンボン総理の疑惑と自称資本家のお掃除おばさんによるリベンジポルノ、タレント議員の私生活に夢中なようですが、具体的に日本がよくなりそうな案などは全くでておらず、どうでも良い痴話喧嘩や人の揚げ足とりするような議論ばかりで前進するようなネタ、夢のある話がなくうんざりしています。

 

身内優遇は今にはじまった事じゃないので(革命で勝った側が身内で地盤固めるのは常套句)

今の政権に行政改革が出来ないと悟った時点で既に何も期待はしません。勿論、議員さんの中には高い志、理念、アイデアはもって議員になられた方もいらっしゃるのでしょうが、議員になる事を目的としてしまっている方が多すぎる気がします。あと世襲議員が多すぎですね。とにかくどんなに高い能力、遺伝子を持とうと進むべきベクトルによっては国にとっては大きなマイナスになります。

 

揚げ足とりばかりを気にして発言が出にくくなっていて、議論まで行くことがないのは悲しいことだなと思います。

財界に上手く潰されてしまったのかも知れませんが、自民にキチンと対抗できる政党が無いことが今の日本の状況を作りだした一因じゃないかなと思います。

 

実質的な一大政党のため他はただその揚げ足をとるばかりで、普通の国でみられる議論までスムーズに発展していないのように見えてしまいます。

 

文句ばかりになってしまうので、僕も具体的な案を書いてみようと思います。 

今回のアイデアは基本的にパーセンテージの話を基軸に考えました。

 

まず選挙制度について。

根本的に民主主義の基盤であるこの部分がおかしいため、今の中途半端に社会主義的な現状があると僕は考えています。選挙において知名度資本力などが重要になるため供託金などのリスクを考えると公平な状況とは言えず、また他の先進国と比べ報酬が高すぎるためゴールを議員になることにしてしまう人達がいるという現状です。

議員の報酬は全て国民の税金ですので、全ての国民において公平な選挙でなければならないはずです。

 

という事で誰でも、例えワープアであっても議員を目指せるようリスクをパーセンテージにするべきだと思います。つまり供託金や選挙にかかる費用を資産によって変えるということ。例えばリスクをパーセンテージに変え

2割とすると資産が100万の人であれば20万で足りない分は政府の補助金、資産が10億であれば2億と、勿論資産家はうまく資産を隠そうとするので資産隠しに関しては高いペナルティを課します。

これだけだと貧困層が単に議員報酬を目指して殺到する可能性があるので、議員報酬を他の先進国並みに変え、議員になりたい場合は具体的なマニュフェストを提出し、まずは国民投票で書類選考。(また、宗教など組織票が強い団体にはこれまたパーセンテージによって制限を加えることも大事かな、憲法違犯だろうけど)

 

ざっとこの辺までやれば様々な階級から議員が産まれる可能性が高まるのではと思います。様々な階級から意見がでればより臨機応変に時代に合わせた政策が打ち出せるはずです。

 

次は社会保障と年金について

この話をする前に累進課税の話をしなければなりませんが、1980年代後半より日本はアメリカに合わせるように累進課税を緩和させてきました。昔は確か高過ぎた気がしますが、現状はかなり富裕層は楽になったのではと思います。

 しかし、その反動か貧困層社会保障が上がり、そこに不安定な年金(日本の年金制度はアルゼンチンの次に危険とされている)の支払いと厳しい状況にたたされています。これは近い将来治安の悪化という形で富裕層のご子息へ反ってくるでしょう。

 

そこで社会保障費用の負担などのパーセンテージを再構築する事、現状月20万位の給与の人だと給与の20%以上が社会保障と年金の支払いて天引きされているはずですが、これでは消費が増えるはずありません。せめて給与の10%くらいなら若干の消費は促進できるかも知れません。現状社会保障費用は上限があり、それは上限が低すぎるように感じます。この上限を撤廃しパーセンテージに変えれば社会保障費用は減るわけではなく、若い世代や貧困層は生活が楽になるはずです。

 

また、罰金などの刑事罰についてもパーセンテージにすれば良いと思います。司法においては全ての国民が平等であると吟うなら、リスクも平等であるべきです。例えば駐禁などの罰金が資産や収入に対してのパーセンテージで発生するのであれば、犯罪に関する抑止力は平等に近くなるはずです。

 

行政に関してもパーセンテージにすれば良いと思います。国の情勢を考え、例えば行政機関における人件費は税収の何パーセントまでとすれば赤字はでなくなるはずです。これは正直やり過ぎだとは思いますが、日本の天下りシステムと公務員の給与は他の先進国と比べ高過ぎです。途上国みたいですし、社会主義かよっとツッコミをいれたくなるレベルです。

 

また、光熱費なども住む場所によってパーセンテージをつける事。これは某国の政策のパクりですが、地域によってクラスをわけ各地域ごとに基準となるパーセンテージを変えるということ。

例えば中層階級が住むとあるエリアを100%とし、銀座の一等地なら200%、貧困地域なら50%するかなりパーセンテージに開きを作るといった具合です。富裕層にとっては光熱費などは気にするレベルでないのでしょうし、貧困層においては死活問題の方もいるでしょう。

 

本来は食料品にかかる消費税もパーセンテージでいじりたかったのですが、差別に繋がりそうな内容になる場合があるのでこの辺は良いアイデアがありませんでした。

 

とこんな感じでパッと思いついただけで、格差を無くし、消費をあおる方法なんていくらでもあると思います。

しかし現状は政策に係わる層は派閥があり、企業など囲い混みもあり、それが今の日本の時代に合わず大きな弊害となっているのでしょう。

 

 

消化試合 ~日本の未来予想図~

温暖化の影響なのか今年も暑そうですね。僕が生まれて30数年、小さい頃ってこんなに暑かったっけ?体感で3度は上がってる気がします。地球からみてかなりの短期間にこんなに気温上がっちゃって大丈夫なんだろうか?ちゃんと調べると悲しいことになるんだろうな。恐るべし、産業革命&資本主義。

 

そんな地球環境においても激動?の時代ですが、日本はより激動の時代になると思います。僕は現状の日本をみて‘’消化試合‘’と名付けています。

 

そんな消化試合をしている日本ですが、このままの状態を続けた場合、僕が数分で思いついた日本の未来予想図の最悪の例は以下の通り

 

2018~19年: 既に不動産価格に陰りが見えはじめるなか、内需の減少のため景気はおもうように回復せず格差拡大。最低賃金の増加を目論むが経団連等の影響でこちらもおもうように上がらず外国人労働者をより増加させる。憲法改正で9条の裏に隠れて目立たない社会保障の部分がいつの間にか変えられる。

国民はやや不満をつのらせ政権維持も難しくなる。ここも消化試合で少しずつ没落

 

202X年:

オリンピック後、不動産バブル崩壊。人口減により地方より土地の価格がいっそう下落。建築関連の仕事減により移民を含めた失業者増大。相変わらず自民政権から分家のような形で総理が選ばれるが、半ば官製相場を維持するのが難しくGPIFの利確を予想し株価は下落。税収は相続税等により一時的に若干UP。

金利も変わりはじめ破綻する家族が増えはじめる。内需で食ってた企業は食えずに競争激化。自動的に円安に進み始めているため一部の外貨を稼げる大手のみが栄え、他は派遣かそれと同等という社会になるが、何故か公務員の給与はちゃっかりUP。勿論国の借金は拡大中。

行政改革などがうたわれるがここも結局消化試合。国民は疑いつつも政治に無関心

 

 

 

205X年:

当時出稼ぎだった外国人労働者により治安が悪化。日本の労働環境からぶちキレた外国人が身内で固めたグループを作り怪しいビジネスをはじめており、日本の高齢層はカモにされている。一部の都心以外の不動産価値は暴落し住居用の不動産も中国系に買われ日本の貧困層が借りるという状況に。

さらに氷河期世代が高齢層になりはじめ負担増から社会保障は極端に減らされ、年金支給は75歳から。だが税率はUP。

G7からははずされ、円安は進み既に先進国とは言えなくなり本格的に不満を持つ国民が増えるが共謀罪が内側へ向いてきたため行動起こせず、やはり消化試合。

政治はいまた自民系列の一党独裁状態だが、ついに本格的に共産系が躍進しはじめる。

 

人口減による内需の減少、少子高齢化により没落ぶりがひどくなり新たな外国人労働者は自国の改善からほぼこなくなる。格差はさらに拡大し南米レベルに。賢い若者は既に海外に移住済み。

 

AIの活用化が始まっているが、貧困層を使ってたほうが安上がりだったと資本家はため息。

相変わらずタックスへイブンは容認しており、富裕層はゲーデッドコミ二ティに住んでいるが既に資産の多くは海外へ移動済み。

 

旧世代は逃げ切ったためついに本格的に行政改革をしようと考えはじめるが時既に遅し、ギリシャ化が始まる。

国際的な信用を保つため世界一と言われた債権を回収し補填しようと試みるもうまくいかず、どんづまりに

 

20XX年:

年金制度、社会保障制度はすでに崩壊し刑務所も満杯でブラジルのような状態に。

いよいよ日本円の信用度が無くなり、円暴落。アメリカも多大な影響を受けるが国家力で乗り切り、日本への債務はばっくれ、利用価値の無くなった日本とはここでさよなら。

日本はアルゼンチンのようになるが円暴落のため自給率の低い日本は食料、エネルギーが買えずアルゼンチンどころかベネズエラのようになり飢餓に苦しむ高齢層が増える。

極度の円安のため製造業が復活するかと思われるが既に世界ではAI&オートメーション化が進み、かつ競合が増えた事により過去のような景気にはならず、若者は他国に出稼ぎに。

ついに国民の怒りが爆発、治安の悪化が進み、消化試合がいつの間にかサドンデスモードに突入。

 

2XXX年:

そこには中国の自治区としてチベット化した日本の姿が…

 

と数分で適当に考えた予想ですが、こうならないことを願います。流石にここまではならないと思いますが、行政改革をして財源を確保しない限り年金と社会保障なんかは現状維持は不可能だと思います。

日本全体が良くなる現状を打破できそうなアイデアが、海底資源を格安で振る技術を日本が確立するとか神がかり的な事しか思いつかない僕ですが、行政改革など現状でも上記の未来を回避できる方法はいくらでも見つかると思います。

 

やはり国民が変えるしかないんですよね。

このままではいけないと危機感をもち政治に関心を持つ事が第一歩だと思います。

日本の25年間を振り替えって

最近色々な方とお酒の席などで年収などの愚痴話がでるのですが、プライベートで飲む外資勤めの外国の方と仕事で飲む日本の企業の顧客の待遇の差に驚くばかりです。

 

外資といっても大手金融関連でなく中小規模のseなどですが、日本企業と比べると明らかな差があります。休みを含め時給換算などしようものなら倍以上開くでしょう…ちなみにそのSEの友達は専門は別で趣味でコンピューターをいじっていたら採用されたレベルです。

 

あれ?日本って25年くらい前までアメリカを買ったれみたいな感じで、ライバルはアメリカじゃなかったっけ?と思いました。しかし今は回り見てるとライバルは韓国になっている気がします。中国はすでに日本よりもアメリカをライバル視しているようです。数年前くらいにGDPで日本を抜いたみたいなニュースがあった記憶がありますが、今は倍に近い開きがあります。

 

ん?確かに中国、韓国は伸びたけどそれ以上に日本が全く成長していないからじゃないか?と僕は感じます。

現在ネットなどでも韓国を敵視していますが、かつての日本なら何を騒がれても眼中にも入らなかったはずです。それが今や韓国よりはマシだと目くそ鼻くそレベルです…

 

民進よりマシと自民にいれるように○○よりマシというのを心の支えにするのは国民性なんでしょうか…かつて先進国だったアルゼンチンがペルーよりマシとかいってるのみたら、なんか悲しくなるでしょ。そんな気持ちです。そのうちミャンマーあたりをライバル視してあそこよりマシと慰めあいそうな勢いです。

 

さて話を給与に戻しますと、商社にいる方ならわかるかもしれませんが欧州の先進国は、基本最低賃金が定期にあがっています。為替の面もありますがこの最低賃金が日本は先進国としての経済活動を維持するには低すぎるように感じます。下手をすると大卒の初任給は先進国は勿論のこと、他にも日本よりいい国がごろごろでるようになりました。

 

正直正社員でバリバリやってる日本の大卒若手社員とオーストラリアでのんびりフルーツピッキングのバイトやってる給与がかわらないかそれ以下なんて、もうそれ先進国じゃないじゃないですか。国内の優秀な人材がどんどん外資にいくのも頷けます。こないだも話しましたが、移民も2流でさらに国内の人材も2流なら日本の行く末はきまったようなもんですよ。

 

正直今の市場を見ていて今の30代が60代になる頃の日本の国内市場はかなり厳しい事になるビジョンしか見えません。このまま給与が増えないのであれば相続などで持つものと持たざるものが今以上にわかれるでしょうから企業もそのように舵をとるでしょうが、全体として内需の壊滅的な減少は避けられないと思います。そのため輸出企業を考えたうえでの最低賃金なんでしょうが、逆に自分の首をしめてしまっているきがします。

 

僕としては早急に最低賃金をあげる事ときちっとした労働環境を整えること、それと外資日系企業で働いていて気づいたのですが日系企業はわけわからない役職が多すぎること、その辺のレイヤーをシンプルにして無駄を無くす事。それと合わせて解雇に関してももう少し流動性をもたせてもよいと思います。

 

あとは公務員、議員等の待遇を他の先進国と比べ改め、無理な背伸びはせず収支をまともな数字にする事。キチンと日本の庶民の生活などを理解し税の取り方をもう一度見直す事、社会保障の見直しなど国を若返らせるために色々なアイデアをだして欲しいところですが、現状の与党と権力のしがらみを見ていると無産階級よりの新しい風でも吹かない限り実現は難しい気がします。

 

とにかく日本は国としても老化が進み過ぎていて、システム、思想的にも一歩出遅れてしまっているように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不思議の国のハポン

東京都知事選を振り替えって、やはり自民が人気と信頼があったわけではなく消去方で選ばれてただけだと改めて感じた、どうも僕です。

 

自民惨敗ついでにひっそりと民進も敗退していたのですが、改めてその組織力に驚異を認識したのが公明党。世界的にメジャーではない新興宗教がここまで政界に議席を持つ国は世界広しとしても珍しいことじゃないでしょうか?公明党はもはや第三政党だよ?

 

あと国内でイメージの悪い共産が近年じわじわ議席を増やしていること。ここは解りやすいくらいブレない思想だから、それだけ格差が広がったってことかな。

 

しかし、戦後の日本の歴史を振り替えってみた時、一瞬を除いて日本は1955年以降所謂二大政党に本当の意味でなったことがない国で、これは僕が行ったことのある国では中国くらいしかない。普通の国は政権が代わり国民の意見の調和を取り合ってる。最近のアメリカのトランプ、ヒラリーがよい例だろう。任期があるのも、その理由で一部の層に権力が集中しないため。

 

日本ではこの1955年は重要なようで55年体制と呼ばれてるが、時代背景を見ると冷戦時代でアメリカ資本主義絶賛キャンペーン中な訳で、国内財界と組み無産階級である労働者が赤化しないよう有産階級が上手くコントロールしたわけで、以降日本は今までその流れ。

自民党ができた歴史をみればこの辺は明らかだろう。そもそも出所の怪しい資金源で革命成功させたグループで基本総理大臣まわしてる事もおかしいのかも知れないが。

 

だがそのおかげて資本家主義ブームに乗れ、近隣の国が右左に別れて争ってるなかその特需に乗れて高度経済成長から今の日本があるわけだけど、今の色々な国内の問題はその分のツケが回ってるのだろう。

 

現在は冷戦は終わり、アメリカ資本主義絶賛キャンペーンは終了。ソビエトの代わりに中国がその立場にあるが資本主義を十分に取り入れた共産主義という名の国家資本主義。社会主義をある程度とりいれた欧州を除いて(含むかな)世界はますます資本家とその他に別れていく。

 

つまり日本は無産階級が赤化するのをかつての冷戦時代のように恐れなくていい。なのでかつて強かった労働組合などは社会党の衰退と共に弱体し、その分資本家は優遇されている。税をみればよくわかるが、累進課税などの割合は90年代くらいから大分かわっただろう。昔は最大9割近く取られてたとホンダかなんかの社長が嘆いていた記憶がある。この税に関してはアメリカ追従してる感じだ。近年の有産階級の優遇ぷりをみれば明らかだろう。

 

と、ここまでを振り替えると労働者がいれるべき政党はどこなんだろうと感じる。民進党だってかつては自民党の流れを組む団体だし、信頼ある政党はどこもない。リスクはあるがぶれない共産いれるか消去方で自民いれるか、まともそうな新政党あればそこにいれるか。これくらいである(入信するという選択肢もあるか…)

 

今回の都知事選の結果をみて自民党の信頼はなく、マシなだけでいれてるだけで、まともそうな政党があればそこにいき、それ以外は自民か共産か(入信)という感じだろう。

 

意見をコロコロ変え世渡り上手の金魚の糞的な政党はこれ以上いらないので、筋のとおったまともな労働者寄りのぶれない政党が欲しいものである。

(自民党は本音と建前はあるが基本ぶれず有生産層寄り)

 

現状新興宗教が国の行く末を左右しちゃいそうな不思議な国であるが、まともな二大政党ができる事を切に願う。一党独裁でやりたい放題されてしまったが、少なくとも先進国をうたいたいなら先進国として正常な給与を労働者に支払うようにし、公務員、議員などは他の先進国の公務員給与にあわせていくべきである。

 

 

 

 

 

 

 

シークレット移民大国日本

ここ数年、アジア系の外国人とすれ違う確率が明らかに増えたと感じる。

 

僕はチェーン店やコンビニなどは好まないため基本利用を避けているのだが、付き合いや公共料金の支払いなどでそれらの店に伺うと必ずといっていいほどアジア系の外国の方が対応してくれる。

 

昔は名札を見ないと外国の方とはわからないレベルの日本語を話していたのだが、最近はかなりカタコトレベルの日本語が増えたきがする。僕が外国にいる際はきっと現地の人にもカタコトの言葉だと思われていたのだろうから人のことはいえないし、それを知ってか回りの多くの現地人は僕の生活を助けてくれていたので僕もそんな外国人の労働者に優しく接するようにしている。

 

しかし国として考えた時僕が以前ブログで書いていた移民に対する予想が的中したのではと感じている。つまり、以前は日本語の能力や経済活動をするスキルなどをある程度厳選していたが、近年は数を確保したいためその基準を下げたと。

 

以前ブログに書いたように、経済活動に有利な条件を揃えている移民は基本アメリカを目指す。社会保障のしっかりしているヨーロッパもまたそれに続くだろう。

しかし言語的にマイナーで給与や待遇面で条件の悪い今の日本は技能を持った移民を獲得するのは難しい。バックパックをしょった欧米人はよく見かけるようになっているが、スーツ姿の欧米人を見かけることは少なくなった。それも日本の今の現状を現しているのだろう。

 

結果として現状があるのだろう。差別的発言になってしまうがスポーツに例えるなら一軍の選手は日本チームにきてくれる確率は少ない。2軍~3軍の外国人選手と現地人で強力な助っ人外国人のいるチームと戦うことになる。

 

これは自民党経団連の影響だと思われるが、表だって移民を入れると票に影響するので経団連の利権を確保しつつマスコミなどをコントロールして騒ぎにならないよう移民を年々増やしているのだろう。いまさら少子化対策をしても即時性はないし、経団連を潤す労働力も確保できないためこの移民を増やす方針は正解といえる。しかし、それは現状のみを考えた場合のみである。

 

以前南米から日系人が労働者として入ってきたがリーマンショックでその多くが職を失い問題になった。僕はそれを間近でみていたためまた今後同じ惨状が繰り返されるのではと考えている。それもオリンピックを終えたあたりから…

 

失業してしまった外国人たちを日本政府は一体どうするつもりなのだろう。スキルを得たものは海外で働けるだろうが単純作業だけでは行き先がない。かといって物価の差が昔のようにないため資本家として凱旋帰国できるわけでもない。

 

しかし、この現状を僕は何気に楽しいなと思う。なぜって?それは映画の頑張れベアーズみたいだから。落ちこぼれが1軍を倒すのって痛快じゃない?

 

近年入ってきている移民は現状を打破したいためにきた移民であり、まだ教育が必要なのだ。日本語に関してもそう感じるし、今後悪いことをせず日本で経済活動をするうえでも色々な教育が必要だろう。

 

現状のまだ豊かさの残る日本を利用したいという考えから、ここの国民に世話になったし困ってそうだからちょっと本気出しちゃおうかなって思われれば幸い。そのためには日本国民も壁を作らず、様々な面で変化に対応していかなければならないだろう。

 

日本人にとって単に賃金を下げ職を奪う障害と捉えるか、共に既得権益を貪る層と戦ったり新たな生活スタイルを確立する仲間として捉えるかは国民次第かなと僕は思っている。