anticapの日記

とある氷河期世代の海外就職、国際結婚、政治観

消化試合 ~日本の未来予想図~

温暖化の影響なのか今年も暑そうですね。僕が生まれて30数年、小さい頃ってこんなに暑かったっけ?体感で3度は上がってる気がします。地球からみてかなりの短期間にこんなに気温上がっちゃって大丈夫なんだろうか?ちゃんと調べると悲しいことになるんだろうな。恐るべし、産業革命&資本主義。

 

そんな地球環境においても激動?の時代ですが、日本はより激動の時代になると思います。僕は現状の日本をみて‘’消化試合‘’と名付けています。

 

そんな消化試合をしている日本ですが、このままの状態を続けた場合、僕が数分で思いついた日本の未来予想図の最悪の例は以下の通り

 

2018~19年: 既に不動産価格に陰りが見えはじめるなか、内需の減少のため景気はおもうように回復せず格差拡大。最低賃金の増加を目論むが経団連等の影響でこちらもおもうように上がらず外国人労働者をより増加させる。憲法改正で9条の裏に隠れて目立たない社会保障の部分がいつの間にか変えられる。

国民はやや不満をつのらせ政権維持も難しくなる。ここも消化試合で少しずつ没落

 

202X年:

オリンピック後、不動産バブル崩壊。人口減により地方より土地の価格がいっそう下落。建築関連の仕事減により移民を含めた失業者増大。相変わらず自民政権から分家のような形で総理が選ばれるが、半ば官製相場を維持するのが難しくGPIFの利確を予想し株価は下落。税収は相続税等により一時的に若干UP。

金利も変わりはじめ破綻する家族が増えはじめる。内需で食ってた企業は食えずに競争激化。自動的に円安に進み始めているため一部の外貨を稼げる大手のみが栄え、他は派遣かそれと同等という社会になるが、何故か公務員の給与はちゃっかりUP。勿論国の借金は拡大中。

行政改革などがうたわれるがここも結局消化試合。国民は疑いつつも政治に無関心

 

 

 

205X年:

当時出稼ぎだった外国人労働者により治安が悪化。日本の労働環境からぶちキレた外国人が身内で固めたグループを作り怪しいビジネスをはじめており、日本の高齢層はカモにされている。一部の都心以外の不動産価値は暴落し住居用の不動産も中国系に買われ日本の貧困層が借りるという状況に。

さらに氷河期世代が高齢層になりはじめ負担増から社会保障は極端に減らされ、年金支給は75歳から。だが税率はUP。

G7からははずされ、円安は進み既に先進国とは言えなくなり本格的に不満を持つ国民が増えるが共謀罪が内側へ向いてきたため行動起こせず、やはり消化試合。

政治はいまた自民系列の一党独裁状態だが、ついに本格的に共産系が躍進しはじめる。

 

人口減による内需の減少、少子高齢化により没落ぶりがひどくなり新たな外国人労働者は自国の改善からほぼこなくなる。格差はさらに拡大し南米レベルに。賢い若者は既に海外に移住済み。

 

AIの活用化が始まっているが、貧困層を使ってたほうが安上がりだったと資本家はため息。

相変わらずタックスへイブンは容認しており、富裕層はゲーデッドコミ二ティに住んでいるが既に資産の多くは海外へ移動済み。

 

旧世代は逃げ切ったためついに本格的に行政改革をしようと考えはじめるが時既に遅し、ギリシャ化が始まる。

国際的な信用を保つため世界一と言われた債権を回収し補填しようと試みるもうまくいかず、どんづまりに

 

20XX年:

年金制度、社会保障制度はすでに崩壊し刑務所も満杯でブラジルのような状態に。

いよいよ日本円の信用度が無くなり、円暴落。アメリカも多大な影響を受けるが国家力で乗り切り、日本への債務はばっくれ、利用価値の無くなった日本とはここでさよなら。

日本はアルゼンチンのようになるが円暴落のため自給率の低い日本は食料、エネルギーが買えずアルゼンチンどころかベネズエラのようになり飢餓に苦しむ高齢層が増える。

極度の円安のため製造業が復活するかと思われるが既に世界ではAI&オートメーション化が進み、かつ競合が増えた事により過去のような景気にはならず、若者は他国に出稼ぎに。

ついに国民の怒りが爆発、治安の悪化が進み、消化試合がいつの間にかサドンデスモードに突入。

 

2XXX年:

そこには中国の自治区としてチベット化した日本の姿が…

 

と数分で適当に考えた予想ですが、こうならないことを願います。流石にここまではならないと思いますが、行政改革をして財源を確保しない限り年金と社会保障なんかは現状維持は不可能だと思います。

日本全体が良くなる現状を打破できそうなアイデアが、海底資源を格安で振る技術を日本が確立するとか神がかり的な事しか思いつかない僕ですが、行政改革など現状でも上記の未来を回避できる方法はいくらでも見つかると思います。

 

やはり国民が変えるしかないんですよね。

このままではいけないと危機感をもち政治に関心を持つ事が第一歩だと思います。