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anticapの日記

とある氷河期世代の海外就職、国際結婚、政治観

欲望と異端者による改革

5月も中旬にはいり、暖かな天気になってきました。

最近、ダイバージェントという映画を見ましてこれは現代社会に対する面白い皮肉だな、と思いました。映画自体は非常に微妙で退屈なものですけどね。

僕はSF映画が好きで特に現代の捻れを題材としたガタカ未来世紀ブラジルなどの近未来の映画が好みなんですが、このダイバージェントという映画、アメリカ的なお金の匂いのする作品なものの、“人類の過去の失敗から、世界崩壊後に生存者によってシカゴにたてられたとある国家は国民に適性テストをした上でいくつかの派閥によって職などの身分を分けコントロールする事にした”という興味深い話となっています。

このブログはアフィリエイト目的でないためお金の匂いを漂わせるのは嫌なのでリンクなどは貼りませんが、興味あるかたはご自身で調べて頂ければと思うのですが、この派閥の分け方が面白くて無欲を司る「アブネゲーション」、平和を司る「アミティ」、高潔を司る「キャンダー」、博学を司る「エリュアダイト」、勇敢を司る「ドーントレス」と5つに分けられるんですが、平和はまだしも無欲と高潔はいらないんじゃ‥と思ってしまいます。がここがミソなんです。人類の過去の過ちから政治、権力に係わる部分はなんと無欲が担当します。

映画は対して面白くないんですが、現代の日本の某都知事とか、なんとか大臣とか官僚とか国民の血税を何とも思わず自身の権力維持のためなど欲のために使っている政府側の人間が目立ってくると僕を始め多くの国民は怒りを越して大丈夫なの?と不安になりますよね。そういう意味で無欲に政治をやらせるって皮肉ですよね。

今日はそんな人類の欲にまつわる話。

上記の映画ではないですけども、現代の資本主義においては欲って大事ですよね。人類が動物である証拠ですし、欲がなければ経済はまわりませんしね。技術的な進歩のスピードもここまではやくありません。社会的ポジションも結局は欲によって決まる部分が多いと思います。

特権階級にでも生まれない限り自身の地位を高めるには運もありますがズルさを含む多くの努力も必用です。
その努力の原動力はやはり欲なんですが、欲はけっして悪いことではないと思います。欲にも誰かを救いたいとか困っている人を助けたいとかそんな欲望もまた人類が人類たるゆえの欲望なんでは?と考えてしまいます。

しかしながら、そういった良い欲望よりも自身もしくは一族のみが楽になって美味しい蜜がすすれれば、それによって他人が困ろうともどうでも良いという欲望もあり、残念ながら前者の原動力より後者の原動力のが圧倒的に強い気がします。

さてそんな状況のなかで学術的な適性と努力によって厳しい競争を勝ち抜いた所謂エリート層はどちらの欲望の傾向が強い人物となるのでしょうか?答えは現状をみての判断になるでしょうが、日本の場合は多くの国民はどちらを答えるか予想がつきそうです。

現代における過剰なまでのビジネスライクな思想と拝金主義的な流れは起こるべくして起こっており、過去の歴史のようにその弊害は下へ下へと押し出されています。映画のように異端的な思想の持ち主によって改革されていくんでしょうか‥

なんにせよ少しでも理不尽な世の中が改善されればと思います。