anticapの日記

とある氷河期世代の海外就職、国際結婚、政治観

新政党の必要性~パナマ文書問題にたいして~

このブログを書き始めてからすぐにパナマ文書問題がでたためか、想定以上にアクセスが多く驚いております。

10年以上前に浅はかながら同じようなブログを某snsで書いていたのですが、当時はまだそこまで日本の景気が悪くなかったのか、はたまたそこまで政府に対しての不信感がなかったのか、少しでも日本政府に否定的な意見を書くと右よりな方が勘違いして荒らしていくため、当時は対応の時間もなくやめていました。

また様々な理不尽に対してのデモ活動に参加もしていましたが、家族が出来て以来参加も難しくなっていきました。海外でお手製の手流弾や火炎瓶を投げている本物の抗議活動を目の辺りにして、恥ずかしながら腰がすくんでいるのかもしれません。彼らのやり方がいまの日本にとっては正しいとはいえませんでした。

僕は右でも左でもなく、ただ特定の層の都合のために作られたシステムで、社会的立場の弱い人達が虐げられるのとそれを虫けらのように見つめながら高みの見物をしている限られた層が許せないだけです。日本政府のやり方に疑問を感じて20年近くたちますが、ずいぶんと労働者や中小企業にとって割に合わない社会になったなと感じています。

パナマ文書はこれが真実であれば長年かんじてきたあやふやだった違和感が理解できます。何よりあの311ですら目覚めなかった国民にとっても、もう一度自分達の住む世界にたいして今後を考え直すいいチャンスになると思います。本当は外圧ではなく自分達で変えていって欲しいところです。それは今後どんなシステムにするにかかわらず、過ちを繰り返さないためには大事な事だと思います。

さて、今回はそんな日本社会の新たな風の必要性について。いきなりですが今の日本の政党に信頼がおける特定の政党ってありますか?正直なところ僕は選挙の際に投票したい政党がなくいつも困っております。なのでいつも仕方なく消去法で決めていますが、僕の思想が特殊なのか波長の合いそうな事をいっているかたを探すのはいつも大変です。逆にいつも企業との癒着疑惑などで信頼していない政党は多いため、消去法で候補を消していくのは非常に速いです。

現段階では真偽不明瞭のためなのか、いまのところどの政党も主だってこのパナマ文書問題を言及していませんが、今回はこの件を言及した政党に投票しようと思います。

しかしながら、国民の多くが現行の政党に信頼をおいていなく、僕のように消去法できめているのなら、またパナマ文書問題が真実と確定した場合にすら対策はおろか、言及さえできない傀儡政党ばかりなら国民の大多数にとって、現行の政党って要らなくありませんか?

正直右ならえばかりなら、数は多すぎですし貴重な税金の無駄です。国民から選ばれ高い報酬を貰っても妥当と思える政治家って果たしてどれくらいいるのでしょう?

僕は日本のこれまでの経済的しがらみから離れた思想を持つ新しい層による新しい政党の出現に期待しています。そして
新しい選挙システムの確立を希望します。現行のシステムは経済的理由によって立候補できない人達が多く公平性があるようには思えません。ブラジルみたいな手軽さはやり過ぎかも知れませんが、あれくらいユルければ僕も立候補しちゃうかもしれません。

僕のアイデアとして立候補するための経済的負担額、リスクを資産に応じて分けるべきだと思います。例えば支度金が総資産の10パーセントとか。
現行の日本の主要な政治家は世襲議員が多すぎであると感じますし、前にもだした世襲に税をかけるのも面白いかも知れません。勿論、どの層であれ人は権力に溺れやすい以上、いくつかの層にわかれたオンブズマンの設置は必要ですね。

とにかく現在は一部のブルジョアジーに何もかもがよりすぎている気がします。これで国が回り、内需が潤うのならば問題はないのですが、現状を見ていると国を越えて一部のみが肥えていくようにしか思えません。

真に労働者側にたった政党や新たな選挙システムが近年中にできる事を夢見ています。